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日本の産業界を見渡して、どこに投資機会を見いだしますか。

巴です、ファンドは実体経済が良くなる局面で運用成績が上がる。
そこに資金が集まっているということは、多くの投 資家が世界の景気に悪い見通しを持っていないことの証しだ。
ファンド側の景況感はどうなのですか。
米欧アジア、どこも底堅い印象だ。
特に米国は極めて安定している。
今年は3%には届かないだろうが、2%の後半はいくだろう。
日本の成長率も1%を超える水準は確実だ。
欧州の景気もドイツを中心に非常によい。
世界に共通するのはITに関する投資が増えている点だ。
また一時は落ち込みを見せた世界貿易が回復しつつあることも、世界景気の展望を明るくしている。
特に日本経済にはどのような見方を持っているのでしょう。
生鮮食品を除く消費者物価指数上昇率は0.3%だが年末には1%近くに上がるだろう。
その時に金融政策をどうすべきかという議論が出てくるだろ うが、日銀は慎重に考えるのではないか。
日本は潜在成長率を高めないと金利も上げられない。
日本経済が成長力を取り戻すうえで変化の芽は見られますか。
企業が資本効率を上げることに本気になっている。
企業経営者の中で、不採算事業の売却や切り出しを検討していない方はいない。
10年前ならファンドを活用したリストラへの抵抗感やアレルギーは強かったが、今はない。
ここに変化の胎動を感じる。
確かに日立製作所のような大企業が非中核事業をファンドに売却するといった動きがどれほどあるかといえば、今はまだ少数だ。
しかし、中期的には米国のような成熟したファンドM&Aの市場に変わるだろう。
日本の産業界を見渡して、どこに投資機会を見いだしますか。
by nexa207 | 2017-06-22 14:57

巴の日記

by nexa207